東北大学医学部医学科
東北大学医学部医学科は、は、研究第一主義を掲げ臨床教育だけでなく研究医育成にも力を入れている難関国立大学医学部です。
歴史は古く、1817年(文化14年)に仙台藩が学問所である「義賢堂」から「仙台医学校」を独立させたことが起源となっています。
附属病院では先端医療の実践の場として貴重な経験を積むことができ、研究分野においても高度医療技術の開発と臨床応用に貢献できる医療人の育成に力を入れています。
さらに、地域医療にも積極的に取り組んでおり、東日本大震災の被災地で活動している医療人の支援や、地域に根ざした医療教育を行い地域医療の後進育成に励んでいます。
医学部医学科の受験対策
一般入試概要(平成26年度)
試験実施日 | 【前期】 平成26年2月25日・26日 ※前期日程のみ |
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募集人員 | 【前期日程】120名 |
出願期間 | 平成26年1月27日~ 平成26年2月5日 |
試験会場 | 東北大学川内北キャンパス |
合格者 発表日 |
【前期】平成26年3月9日 |
【前期日程】各教科の試験概要(平成26年度)
センター試験科目 (配点は250点満点とする) |
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国語 (50点) |
必須 |
地理歴史・ 公民 (50点) |
世界史B・日本史B・地理B・ 「倫、政経」から1科目選択 |
数学 (50点) |
「数Ⅰ・A」、「Ⅱ・B」 ※情報等受ける場合は別途要確認 |
理科 (50点) |
物理Ⅰ・化学Ⅰ・生物Ⅰの 3科目から2科目選択 |
英語 (50点) |
リスニングテスト含む |
センター試験目標得点率 | |
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代ゼミ | 87% |
河合 | 86% |
個別学力試験科目 (配点:計900点) |
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数学 (250点) |
数Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ・C |
理科 (250点) |
物理(ⅠⅡ)・化学(ⅠⅡ)・ 生物(ⅠⅡ)から2科目選択 |
英語 (250点) |
英語Ⅱ、 リーディング、ライティング |
面接 (150点) |
面接試験では、 小作文(25日)、 面接(26日)を実施します |
目標偏差値 | |
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代ゼミ | 71 |
河合 | 70 |
駿台 | 70 |
H25年度実施データ | |
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最高 | 非公表 |
最低 | 非公表 |
平均 | 857.19点 |
総評(入試難易度)
東北大学医学部医学科はセンター試験の配点に比べ2次の個別学力試験の配点が大きいため、2次試験の対策が重要となってきます。逆を言えばセンター試験で多少目標に届かなかった受験生も2次で挽回できる可能性は残っています。
英語に関しては個々最近出題傾向が安定しておらず毎年異なる形式の問題が出題されています。
傾向としては空欄補充から英作文や日本語要約など文章を書かせる形式が増えています。過去問に固執せず、類似問題を出題している大学の過去問などを利用すると良いでしょう。
数学に関しては標準レベルの問題が多数を占めるので高得点を取ることが要求されており、医学科であれば6問中5問以上が合格ラインとされています。
ケアレスミスなどしないよう答案作成には注意をしてください。頻出分野は微積、確率、ベクトル、行列となっています。
物理に関しては近年標準レベルの良問が多く出題されています。ただし、問題量が多いため高得点を取るのは難しいです。物理Ⅱは力学、電磁気、熱力学が出題範囲となっています。
ただし、誘導問題で原子物理学の範囲まで問われることがもあるので全範囲学習しておくほうが良いです。
化学は、有機化学の構造決定問題が毎年難易度が高いですが、それ以外は比較的標準レベルの問題となっています。また、化学Ⅱから理論の出題が多く、出題分野は理論、無機、有機としっかりと分けられているので対策はやりやすいと思います。
東北大学医学部医学科の基本情報
キャンパス | ■川内キャンパス: 全学教育 ■ 星陵キャンパス: 専門教育 |
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住所 | 〒980-8575 宮城県仙台市青葉区 星陵町2-1 |
医学科 公式HP |
http://www.med.tohoku.ac.jp/index-j.html |