医学部受験で志望校を選ぶ際の基準の1つが偏差値。
多くの受験生は駿台・河合塾・東進などの大手予備校の全国模試を受け、その結果の偏差値を見て、自分の学力や受験生の中での立ち位置を把握して志望校選びの参考にしています。
そこでこの記事では、予備校の中で最も情報力が強いとされる河合塾の「2022年度国公立・私立大学医学部の偏差値」を一覧で紹介。医学部受験生とその保護者の方は、ぜひチェックしてみてください。
医学部受験に合格するための3つのポイント
医学部は最も合格が難しい学部であるため、偏差値は最低でも60以上ないと厳しいと言われています。
特に人気の医学部や名門大学、ランキング上位の医学部となると、河合塾偏差値でも70近くの偏差値が必要となります。
そんな超難関入試を突破するためには偏差値を確認して自分の志望大学を決め、合格に向けてしっかり対策を講じることが重要です。
ただし、偏差値がクリアできたからと言って合格できるとは限らないのが医学部受験の厳しさ。
大学によっては、出題形式や配点比率が異なってくるので、自分と相性が悪い入試を実施する医学部だと、偏差値に見合った成果が上げられず不合格になることも。
それを避けるために、偏差値だけでなく下記のポイントに注意して志望校を決めるようにしましょう。
得意科目の配点比率が高い医学部を選ぶ
一般選抜(一般入試)は、どの大学も科目の配点が均等であるとは限りません。
数学の配点比率が高かったり、英語の配点比率が高かったりと大学によって異なってきます。
したがって、得意科目の配点比率が高い方がそれだけ点数を取れる可能性が高いため、合格できる確率も高くなります。
逆に、苦手科目の配点比率が低い医学部なら、少々間違えても合否に大きな影響を及ぼさないということです。
この配点比率は大学によって結構差があるものなので、一度、自分の志望校がどのくらいの配点比率なのか確認しておきましょう。
国公立大なら二次試験に苦手科目はないかをチェック
国公立大学医学部の場合は、一次試験は共通テストで全大学同じですが、二次の学科試験の科目は大学によって異なります。
理科がない大学や英語がない大学、逆に国語がある大学など、私立大学のように必ずしも数学・英語・理科2科目ではないので、得意科目だけの医学部を受験することで合格できるチャンスは高まります。
ただし、この場合はライバルも同じような考えで出願してくるケースも少なくないので、偏差値はクリアしておく必要があります。
過去問に取り組んで相性を確認する
受験する医学部を決める場合は、配点比率などの入試概要だけを確認するのではなく、しっかりと過去問もチェックしておきましょう。
自分が苦手な分野から毎年出題されていたり、出題形式が自分と相性が合わなかったりする場合も考えられます。
いっぽう、自分と相性が良ければ偏差値がワンランク上でも得点が取れる医学部もあります。
自分の力を最大限に発揮できる医学部が合格に一番近い大学となるので、偏差値だけでなく、配点や入試傾向をよく確認しておくことが重要です。
なお、配点や過去問などは年度に注意が必要。
2022年1 〜3月に受験する人は「2022年度入試」の受験生であり、配点は「2022年度」を、過去問は「2021年度入試」が最新になります。
さすがに2020年度入試と間違える人は少ないですが、「〇〇年度」は大学受験では少しややこしいので注意が必要です。
医学部の偏差値ランキング【2021年】
医学部の偏差値一覧【2022年度入試】
ここでは、国公立大学と私立大学の医学部医学科の偏差値を、河合塾発表の最新データに基づいてご紹介します。
大手予備校といえば、河合塾だけでなく、駿台・東進・ベネッセ・四谷学院など多々ありますが、現在最新の偏差値を情報公開しているのは河合塾とベネッセのみ。駿台・東進は模試受験生のみの公開となっています。
河合塾はこれら予備校の中でも、データ保持量が最大と評されており、医学部受験においても専門コースはもちろん専用サイトや再受験専用コースがあるほど。
今回は、そんな河合塾が発表する最新の偏差値を利用して、一覧でご紹介いたします。
国公立医学部の偏差値一覧【前期】
※空欄は未発表
地区
|
大学名
|
日程
|
2022年度予想
ボーダー得点率 |
2022年度予想
2次偏差値 |
---|---|---|---|---|
北海道・東北地区 | 旭川医科大学 | 前期 | 80 | 65 |
札幌医科大学 | 前期(一般枠) | 82 | 62.5 | |
前期(先進研修枠) | 83 | 62.5 | ||
北海道大学 | 前期 | 86 | 65 | |
弘前大学 | 前期(一般枠) | 82 | - | |
前期(青森県枠) | 82 | - | ||
東北大学 | 前期 | 86 | 67.5 | |
秋田大学 | 前期 | 82 | 62.5 | |
山形大学 | 前期(一般枠) | 82 | - | |
前期(地域枠) | 82 | - | ||
福島県立医科大学 | 前期(一般枠) | 82 | 62.5 | |
前期(地域枠) | 82 | 62.5 | ||
関東・甲信越地区 | 筑波大学 | 前期 | 86 | 65 |
前期(地域枠-全国) | 86 | 65 | ||
前期(地域枠-茨城) | 86 | 65 | ||
群馬大学 | 前期(一般枠) | 83 | 65 | |
前期(地域枠) | 83 | 65 | ||
千葉大学 | 前期(一般枠) | 88 | 67.5 | |
前期(地域枠) | ||||
前期(地域枠) | ||||
東京大学 | 前期 | 91 | 72.5 | |
東京医科歯科大学 | 前期 | 90 | 70 | |
横浜市立大学 | 前期(一般枠) | 88 | 67.5 | |
前期(地域枠) | 88 | 67.5 | ||
前期(診療科枠) | 88 | 67.5 | ||
新潟大学 | 前期 | 85 | 65 | |
信州大学 | 前期 | 83 | 65 | |
東海・北陸地区 | 富山大学 | 前期 | 82 | 62.5 |
金沢大学 | 前期 | 83 | 65 | |
福井大学 | 前期 | 82 | 65 | |
岐阜大学 | 前期 | 82 | 65 | |
浜松医科大学 | 前期(一般枠) | 82 | 65 | |
前期(地域医療枠) | 82 | 65 | ||
名古屋大学 | 前期 | 87 | 67.5 | |
名古屋市立大学 | 前期 | 84 | 65 | |
三重大学 | 前期(一般枠) | 82 | 65 | |
前期(地域枠) | 82 | 65 | ||
近畿地区 | 滋賀医科大学 | 前期(一般枠) | 82 | 65 |
前期(地域枠) | 82 | 65 | ||
京都大学 | 前期 | 90 | 72.5 | |
京都府立医科大学 | 前期 | 82 | 65 | |
大阪大学 | 前期 | 88 | 70 | |
大阪市立大学 | 前期(一般枠) | 86 | 67.5 | |
前期(大阪府枠) | 86 | 67.5 | ||
神戸大学 | 前期 | 87 | 67.5 | |
奈良県立医科大学 | 前期 | 83 | 65 | |
和歌山県立医科大学 | 前期(一般枠) | 82 | 62.5 | |
前期(県民枠) | 82 | 62.5 | ||
中・四国地区 | 鳥取大学 | 前期(一般枠) | 82 | 65 |
前期(鳥取枠) | 82 | 65 | ||
前期(兵庫枠) | 82 | 65 | ||
前期(島根枠) | 82 | 65 | ||
島根大学 | 前期(一般枠) | 82 | 65 | |
前期(県内枠) | 81 | 65 | ||
岡山大学 | 前期 | 86 | 65 | |
広島大学 | 前期 | 85 | 65 | |
山口大学 | 前期 | 83 | 65 | |
徳島大学 | 前期 | 83 | 62.5 | |
香川大学 | 前期(一般枠) | 82 | 62.5 | |
前期(地域枠) | 81 | 62.5 | ||
愛媛大学 | 前期 | 82 | 65 | |
高知大学 | 前期(一般枠) | 80 | 62.5 | |
前期(地域枠) | 80 | 62.5 | ||
九州・沖縄地区 | 九州大学 | 前期 | 86 | 67.5 |
佐賀大学 | 前期 | 82 | 62.5 | |
長崎大学 | 前期 | 83 | 65 | |
熊本大学 | 前期 | 83 | 65 | |
大分大学 | 前期(一般) | 81 | 62.5 | |
前期(地元) | 81 | 62.5 | ||
宮崎大学 | 前期 | 82 | 65 | |
鹿児島大学 | 前期 | 83 | 65 | |
琉球大学 | 前期 | 82 | 65 |
国公立医学部の偏差値一覧【後期】
※空欄は未発表
地区
|
大学名
|
日程
|
2022年度予想
ボーダー得点率 |
2022年度予想
2次偏差値 |
---|---|---|---|---|
北海道・東北地区 | 旭川医科大学 | 後期 | 83 | 67.5 |
秋田大学 | 後期(一般枠) | 87 | - | |
後期(地域枠) | 85 | - | ||
山形大学 | 後期 | 87 | - | |
関東・甲信越地区 | 千葉大学 | 後期(一般枠) | 91 | 70 |
東京医科歯科大学 | 後期 | 94 | - | |
山梨大学 | 後期 | |||
東海・北陸地区 | 富山大学 | 後期 | ||
福井大学 | 後期 | 87 | - | |
岐阜大学 | 後期 | 87 | 70 | |
浜松医科大学 | 後期(一般枠) | 89 | - | |
後期(地域枠) | ||||
名古屋大学 | 後期(地域枠) | 89 | - | |
三重大学 | 後期 | 89 | - | |
近畿地区 | 奈良県立医科大学 | 後期 | 89 | 70 |
中・四国地区 | 山口大学 | 後期(全国枠) | 85 | - |
後期(地域枠) | 83 | - | ||
九州・沖縄地区 | 佐賀大学 | 後期 | 87 | - |
宮崎大学 | 後期 | 86 | 70 | |
鹿児島大学 | 後期 | 88 | - | |
琉球大学 | 後期 | 86 | - |
※国公立医学部の後期では、二次試験を施行する大学が限られており、施工する大学のみ、二次試験の偏差値を記載。
私立大学医学部の偏差値一覧【一般方式】
※空欄は未発表
地区
|
大学名
|
日程
|
2022年度
予想偏差値 |
---|---|---|---|
北海道・東北地区 | 岩手医科大学 | 一般枠 | 65.3 |
地域枠C | 65 | ||
東北医科薬科大学 | 一般枠 | 65 | |
A方式東北地域 | 67.5 | ||
B方式東北地域 | 67.5 | ||
関東・甲信越地区 | 国際医療福祉大学 | 65 | |
自治医科大学 | 67.5 | ||
獨協医科大学 | 62.5 | ||
栃木県地域枠 | 62.5 | ||
埼玉医科大学 | 前期 | 62.5 | |
後期 | - | ||
北里大学 | 62.5 | ||
相模原市枠 | 62.5 | ||
杏林大学 | 65 | ||
東京都地域枠 | 65 | ||
新潟県地域枠 | 65 | ||
慶應義塾大学 | 72.5 | ||
順天堂大学 | A方式 | 70 | |
B方式 | 70 | ||
昭和大学 | |||
Ⅰ期 | 67.5 | ||
Ⅱ期 | - | ||
新潟県地域枠 | 67.5 | ||
静岡県地域枠 | 67.5 | ||
茨城県地域枠 | 67.5 | ||
中国 | |||
沖縄 | |||
帝京大学 | 65 | ||
地域枠 | 65 | ||
東海大学 | 65 | ||
地域枠 | |||
東京医科大学 | 67.5 | ||
東京慈恵会医科大学 | 70 | ||
東京都地域枠 | |||
東京女子医科大学 | 65 | ||
東邦大学 | 67.5 | ||
千葉県地域枠 | 67.5 | ||
新潟県地域枠 | 67.5 | ||
日本大学 | A方式 | ||
N方式1期 | 67.5 | ||
N方式2期 | - | ||
日本医科大学 | 前期 | 70 | |
前期地域枠 | 70 | ||
後期 | - | ||
後期地域枠 | - | ||
聖マリアンナ医科大学 | 前期 | 62.5 | |
後期 | - | ||
東海・北陸地区 | 金沢医科大学 | 前期 | 65 |
後期 | - | ||
愛知医科大学 | 65 | ||
藤田医科大学 | 前期 | 65 | |
前期(愛知県地域枠) | 65 | ||
後期 | - | ||
後期(愛知県地域枠) | - | ||
近畿地区 | 大阪医科薬科大学 | 前期 | 67.5 |
大阪府地域枠 | 67.5 | ||
後期 | - | ||
関西医科大学 | 前期 | 67.5 | |
後期 | - | ||
近畿大学 | 前期A日程 | 65 | |
地域枠 | |||
大阪府地域枠前期 | 65 | ||
奈良県地域枠前期 | 65 | ||
和歌山県地域枠前期 | 65 | ||
静岡県地域枠前期 | 65 | ||
後期 | - | ||
静岡県地域枠後期 | - | ||
兵庫医科大学 | A | 65 | |
B | 65 | ||
中・四国地区 | 川崎医科大学 | 60 | |
静岡県地域枠 | 60 | ||
岡山県地域枠 | 60 | ||
長崎県地域枠 | 60 | ||
九州・沖縄地区 | 久留米大学 | 前期 | 65 |
後期 | - | ||
福岡大学 | 系統別 | 65 | |
文部科学省所轄外の大学 | 防衛医科大学校 | 67.5 |
国公立大学と私立大学では入試システムが違う
国公立大学と私立大学の偏差値を紹介しましたが、国公立と私立は入試のシステムが違うため、簡単に比較することはできません。
国公立の場合は共通テスト必須で、英語、数学、理科(2科目)に加え、国語や社会の文系科目の対策も欠かせません。そのうえ合格に必要な得点率は9割とされています。
一方の私立は、共通テストを利用する大学もありますが、それ以外は数学・英語・理科(2科目)が一般的。
文系の対策が不要なので、科目を絞って勉強することができます。
このような違いがあることから、私立大学より国公立大学医学部のほうが偏差値以上に難易度が高いとされています。たとえば、私立の日本医科大学は国立の九州大学よりも偏差値は高いですが、イコール難易度も高いとは言いきれないのです。
ただし、私立は科目が少ない分、1点2点のごくわずかな差が命取りになるということを忘れてはいけません。
学費の安い医学部ほど偏差値が高い
上記の医学部偏差値ランキングを見ても分かるように、学費が安い国公立大学医学部はやはり偏差値が高いです。
また、私立大学の中でも学費が2,000万円台と割安なところは、国公立大学と同様に偏差値が高いことが分かります。
学費が安い医学部ほど出願できる受験生の層が広がるため、一気に競争倍率が高くなり、偏差値も上昇してしまう傾向があります。
格付け(ヒエラルキー)の高い国公立は偏差値が高い
医学部医学科には、大学の歴史や医学界での実績に基づくヒエラルキー(格付け・序列)が存在します。
昔と違って今はマッチング制度の導入や医局制度の希薄化が進んだことで影響力も低下しつつありますが、偏差値ランキングに関わることがあるのでチェックポイントの1つです。
医学部格付け一覧
旧帝国 大学 |
北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学 |
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旧制医科 大学 |
千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学、 京都府立医科大学 |
旧制医学 専門学校 |
弘前大学、群馬大学、東京医科歯科大学、信州大学、岐阜大学、三重大学、 神戸大学、鳥取大学、広島大学、山口大学、徳島大学、鹿児島大学、 札幌医科大学、福島県立医科大学、横浜市立大学、名古屋市立大学、 大阪市立大学、奈良県立医科大学、和歌山県立医科大学 |
新設医科 大学 |
旭川医科大学、秋田大学、山形大学、筑波大学、富山大学、福井大学、山梨大学、 浜松医科大学、滋賀医科大学、島根大学、香川大学、愛媛大学、高知大学、 佐賀大学、大分大学、宮崎大学、琉球大学 |
明治10年に創設された東大をはじめ帝国大学をルーツに持つ医学部は序列が上で、昭和の高度成長期以降に新設された大学は下に位置づけられます。
都市部の医学部は交通の便や立地の良さもあり、格付けに関係なく偏差値は高くなります。
地方国立大学医学部がおすすめの理由
大学医学部は、都市部よりも地方にある医学部のほうが難易度は下がります。
特に地方で新設医科大学は格付けも下がります。
全国的にも偏差値は低めなので、浪人を避けて短期合格を果たしたいという人におすすめ。
また、都市部のように遊ぶ誘惑が少ないので勉強に集中しやすいことと、地方なら生活費も安く抑えられるというメリットもあります。
2022年度入試の穴場はどの大学?
来る2022年度の一般選抜で穴場になると予測されるのは次の2校です。
学費が高くて敬遠されやすい東京女子医科大学
ご承知の通り東京女子医科大学は2021年度の選抜から学費を大幅に値上げしました。
これにより、私立医学部学費ランキングでは2位と高額に。
そのため受験を敬遠したり合格しても辞退するケースが多く見られます。
2018年に女性差別や年齢差別が問題になってから、東京女子医大の志願者が増えて難易度が上昇していました。
それが学費値上げの影響で、特に学力上位層の志願者が減ったことから難易度は元に戻り、これまでより入りやすくなったといわれています。
試験がN方式に統一される日本大学医学部
日本大学では、2022年度から一般選抜を「N全学統一方式」にすると発表しました。
Nは日本大学の頭文字で全学部共通の試験です。
日本大学では、2022年度から一般選抜を「N全学統一方式」にすると発表しました。
Nは日本大学の頭文字で全学部共通の試験です。
これまでは医学部受験生だけを対象としたA方式とN方式の2通りありましたが、これからはA方式がなくなるので、医学部受験生にとって問題そのものはやさしくなるのではと見られています。
日本大学医学部を志望する人は、たえず最新情報を確認するようにしましょう。
医師国家試験合格率次第で東北医科薬科大学
東北医科薬科大学は2016年に新設されたばかりの医学部。
東日本大震災を受けて東北に根付く医師を育成するために設立された大学です。
私立学費ランキングでは中ぐらいの位置付けですが、入学者の2/3は特待生となり、卒業後に東北地方で従事することを条件に大幅に学費が補助されます。
最終的な負担額は国公立大学と同等に。
費用自体も魅力的ですが、2022年2月5-6日に行われる医師国家試験の結果次第では大きく人気・不人気が揺らぐと予想されます。
短期間で得点力・偏差値アップを実現するなら医学部専門予備校がおすすめ
医学部合格に必要な高度な学力を効率よく身につけるなら医学部予備校がおすすめです。
医学部予備校は少人数で徹底した学習管理を行っているため、圧倒的な勉強量を確保できます。
また、医学部入試に精通した講師陣との距離が近く、丁寧に指導してくれるので知識の定着および苦手科目の克服へとつながります。
大手のように選抜クラスに在籍できる偏差値がなくても、医学部予備校なら誰でも専門的な対策を行うことが可能です。
なお、医学部予備校と言えば私立に強いイメージがありますが、国公立大学向けのコースを設置して多くの合格者を輩出しているところも多いです。
医学部を目指す受験生は、偏差値40からの逆転合格も夢ではない医学部専門予備校を候補に入れてみると良いでしょう。
まとめ
今回は、医学部の偏差値をランキング形式で紹介してきました。
偏差値だけで合格できる保証はありませんが、自分の立ち位置を把握し、志望校選びの参考としては有効に活用できます。
また、医学部入試は大学ごとに出題形式が異なってくるので、偏差値だけではなく試験科目や配点比率なども考慮して自分の力が最大限発揮できる大学を受験することが合格への近道です。
さらに、医学部合格を実現するには効率よく専門的な対策ができる医学部専門予備校に通うのが一番の近道。
ぜひ、今回の偏差値ランキングに関する記事を参考に志望校選びにお役立てください。