若者の街というイメージの強い渋谷は、歴史と実績を誇る大手予備校や多様な学習システムを導入した新設予備校が入り混じる医学部予備校の激戦区でもあります。
渋谷に受験生が多く集まるのはアクセスが良いという理由だけでなく、レベルの高い医学部予備校が多いエリアとして知られているからです。
ここではその中から受験生におすすめの医学部予備校をピックアップしてご紹介しましょう。
渋谷は東京有数の医学部予備校激戦区
渋谷はJR東日本や東京メトロのほか数社の私鉄路線が乗り入れる巨大ターミナル駅。
都内だけでなく神奈川や埼玉も通学圏内なので、進学予備校も数多く設立されています。
東京には御茶ノ水や四谷など医学部予備校の多いエリアは他にもありますが、渋谷は特に医学部専門予備校や医学部コースを設けている大手予備校が増え、都内有数の医学部予備校激戦区となりました。
医学部予備校の激戦区ということは、医学部受験のノウハウや最新情報が豊富で、指導力に優れ、合格率の高い医学部予備校だけが生き残っていることを意味します。
そのため、「渋谷には講師や生徒の質が高い医学部予備校が多い」という評判が口コミで広く伝わり、今では全国各地から医学部進学を目指す受験生が渋谷の医学部予備校に集まってきています。
東京の大学を志願する受験生は候補に入れるべき
渋谷には60年以上の歴史と実績を誇る代々木ゼミナールをはじめ、最新の学習システムを取り入れた予備校、高校生や中学生対象の大学受験コースを増設した予備校など、さまざまなタイプの医学部予備校が混在しています。
医学部予備校を選ぶときは、知名度や学費だけで安易に決めるのではなく、自分にとって最適な学習環境を提供してくれる医学部予備校かどうかを判断基準にしたいもの。
ほかの受験生と切磋琢磨しながら学力を伸ばしていきたい人は集団授業が適しており、とにかく1年で弱点を克服したいという人は5人以下の小集団授業か講師と1対1の個人授業が適しています。
東京都内にある医学部や医科大学を志願するなら、医学部予備校は選択肢の多い渋谷にターゲットを絞って探すのが一番です。
どの医学部予備校も入学説明会や体験授業を実施しているので、複数の医学部予備校に足を運んで比較検討したうえで決めるようにしましょう。
渋谷でおすすめ医学部予備校
ウインダム
テストゼミで速さ・正確性・計算力・応用力をつけて私立医大を攻略!
ウインダムの授業は5人~14人の少集団制。全科目が能力別のクラス編制になっているので、「難しすぎてついていけない」とか「簡単すぎて物足りない」といった不満がありません。
合格者の口コミで多いのが、「とにかくテストが多く、テスト慣れしていたから本番で自分の力を発揮できた」という声。
ウインダムでは毎月1回テストを実施し、その時点での学力を測定して今後の学習目標を立てます。10月からは40分テスト・40分解説のテストゼミを開始。
私立医学部の選抜試験(入試)は速さと正確さが求められる問題が多いことから、テストゼミを通して合格するための決定力を養います。
メルリックス学院
月謝制でクラス授業と個人授業の切り替えが自由
私立大学医学部予備校で、慈恵医大や日本医大などの難関校を目指すSコース(選抜テストあり)と、私立医学部に確実に合格するためのMコースがあります。
授業は9人~17人の小集団制と、講師と1対1の完全個別授業があり、集団と個別を月ごとに切り替えることも自由です。
授業料は月謝制なので、たとえば集団から個別に切り替えた場合は集団の翌月の授業料は不要です。
コースとは別に、勉強する習慣があまり身についていない生徒のための「完全集中プラン」も。
授業後の18時半~21時半まで講師の監督下で自習するもので、これによって長時間の勉強に心身が慣れて、集中力を高めることができます。
レクサス教育センター
1日13時間体制で「その日の学習はその日に完成させる!」
予習・復習ができなければ学習内容は定着しないという考えのもと、予習・復習もレクサスでできるよう、8時15分~21時30分まで13時間完全なフォロー体制を敷いています。
授業は適度に刺激し合える少人数クラスを採用する医学部予備校です。
夜間授業では個別授業を取り入れています。夜間個別授業は自習ではなく、各教科で課題を与え習熟度をチェックします。
わからないことがあるときは講師と生徒が1対1で確実に「解ける」レベルまで押し上げていきます。
その場で「わかった」「解けた」としても定着しなければ学力アップにはつながりません。
そのため、毎日テストと月一テストを実施し、理解の徹底を図り、弱点を残さないようにします。
講師・生徒のレベルが高い「大手予備校」一覧
学校名 | 駿台 |
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評判・ 特徴 |
高校部と中学部があり、授業開始時刻は19:30ごろなので部活動との両立も可能。少人数クラスで、教科の本質である「原理原則=基礎力」から指導。中高一貫校から医学部現役合格を目指す生徒向けのコースも用意されている。 |
学校名 | 代々木ゼミナール |
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評判・ 特徴 |
駿台、河合塾、東進と並ぶ4大予備校といわれる代ゼミ。事業縮小で全国に7校のみとなったが講師陣のレベルの高さで人気は健在。入学時の診断テストの成績優秀者をスカラシップ生(特待生)として学費を免除する制度も充実している。 |
逆転合格が実現できる「医学部専門予備校」一覧
学校名 | ウィンダム |
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評判・ 特徴 |
「合格へのこだわり」がどの医学部予備校よりも強いウインダム。最初は得点力がない多くの生徒が医学部合格を勝ち取っている。 |
学校名 | メルリックス学院 |
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評判・ 特徴 |
医学部は学科試験が受かっても面接で落とされることが。メルリックスではこれまで蓄積した情報を基に「合格できる面接」の指導に力を入れている。 |
学校名 | レクサス教育センター |
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評判・ 特徴 |
問題の中には得点にあまり影響しない「捨て問」があるが、レクサスの教材には厳選された必須問題しかないので、効率よく点数を取るコツが身につく。 |
学校名 | 代官山メディカル |
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評判・ 特徴 |
1日12時間の指導体制で、日中は小集団授業、夜間は個別授業。自宅で学習習慣がつきにくい生徒も集中力が高められて私大医学部に逆転合格者多数。 |
学校名 | YMS |
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評判・ 特徴 |
集団授業なので周囲から良い刺激を受けることができ、受験勉強のスタートが遅かった生徒も奮起してが国公立大学に逆転合格したケースも。 |
学校名 | アイメディカ |
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評判・ 特徴 |
英語、数学、理科は基礎から応用まで徹底指導。国公立と私立のコースがあり、後者は「今年こそ絶対合格したい人に」最適な既卒者対象コース。 |