医学部受験でありがちなデメリットや問題点を解説

2020年9月5日

医学部受験のデメリット

医学部受験は難関試験による受験の長期化や入学後の留年率の高さが心配されます。

医学部受験のデメリット

医学部受験は、相当な覚悟と決意がないと合格を勝ち取ることが困難な試験です。

医学部は偏差値が高いだけでなく競争率も非常に高く、合格圏内の学生でもその日の体調や出来次第で不合格になってしまいます

少子化傾向で大学に入りやすくなったと言われていますが、医学部に限って言えば受験者数は増加傾向にありここ5年間で10%ほど増えているのが現状です。

その上、合格最低点も例年高くなっている大学が多くあり合格難易度が上がっていいます。

医師という職業は待遇や地位に恵まれておりメリットも多いですが、それだけ困難も多い進路となっています。

高い留年率

私立大学医学部に特に見られる光景として、医学部医学科は留年する学生が他学部と比べるととても多いけいこうにあります。

大学によっては、国家資格の合格率を高く維持するために合格見込みのある学生だけ進級させていくという仕組みをとっている学校もあります。

しかしこれは、医師というのは人の命を預るという責任の重い職業なので、しっかりと知識や医療人としての基礎を習得した学生を医療界に送り出すという使命の下、大学側はあえて厳しい制度を採用しているのでしょう。

国立も含めて大学によっては、全科目受からないと留年という厳しい制度を採用している大学もあります。これは、留年した学年で合格した科目も全て最履修というとても厳しい制度です。

日頃からちゃんと学習しておかないと後から大変な目にあってしまうのでサークルやアルバイトに没頭し過ぎないよう注意してください。

また、私立大学医学部の場合、留年してしまうと1年分余計に高額な授業料が発生してしまうということを忘れないでください。

受験期間の長期化

医学部受験は超難関試験を突破しないといけないので、2浪、3浪は普通と言われています。相当の覚悟と意思が強くなくては医学部合格は厳しいと言わざる負えません。

もし3浪して合格できず、医学部を諦めて他学部に進学したとしても年齢的なハンデは学生生活に限らず就職活動でも背負うことになるでしょう。

さらに、大学によっては3浪以上は受け入れないという方針をとっているところもあるので、是が非でも短期間で合格する必要がでてきます。

合格を実現するためには、医学部予備校選びは重要です。

自分はライバルと切磋琢磨できる環境のほうが高いモチベーションで学習できるのか、周囲に流されやすいタイプだから個別指導のほうが集中できるのか、または自己管理が苦手だから厳しい学校の方が向いているのかを客観的にしっかり考えることをおすすめします。

長年同じ学校に通っている人は、慣れ親しんで愛着もあるとは思いますが、環境を思い切って変えてみることも大切です。

 
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