医学部受験の面接試験と必要な対策を紹介

2020年9月5日

医学部受験の面接試験と合格に必要な対策法を解説

医学部入試の面接試験の内容や合格に必要な対策方法まで詳しく紹介

医学部受験の面接について

医学部は、ほとんどの大学で面接試験が課させれています。これは、学力では判定できない人間性を評価する目的で実施されるのがほとんどです。

これは、医師は看護師などと連携してチーム医療を行ううえで協調性が大切になってくると同時に、患者さんに真摯に向き合えるコミュニケーション能力も必要になってくるからです。

学科試験で高得点を取っても面接試験で不合格になる学生もいるので、甘くみずに十分に対策を行ったうえで挑むことをおすすめします。

種類ごとの面接対策

医学部の2次試験で設けられている面接には個人面接と集団面接の二種類があります。

まず個人面接では、質問内容としては、主に「医学・医療に関する質問」、「志望動機に関する質問」、「その他一般的な質問」の3パターンが聞かれています。

特に、「大学志望の理由」、「医師を目指す理由」、および「自身の性格や生活」については頻繁に質問されるので、大学が求める人物像と自分の考えを照らし合わせながら回答を考えておくと良いでしょう。

さらに臓器移植や再生医療などの医療テーマについても質問されるので、医療関連のテーマに備えて日頃から新聞やニュースなどで情報を入手しておくことをおすすめします。

次に、集団面接は個人面接に比べると他人との協調性・客観性・積極性を主に観察されています。

質問されるテーマは、個人面接で聞かれる内容とほぼ同じですが、医学関連や社会問題などの人によって意見の差がでやすい質問がされる傾向が多いようです。

したがって、自分の意見を主張し過ぎず周囲の意見を踏まえた上で自分の意見を述べれるようにしましょう。

また、議論の流れを壊さず、テーマに沿って簡潔に発言できるよう心がけてください。

予備校の模擬面接を有効活用

医学部予備校の通う一番のメリットは面接対策をしっかり行ってくれる点でしょう。学科試験の対策は自分でできても面接対策を自分でやるのは難しいです。

医学部指導実績に定評がある予備校であれば、各大学の傾向や特徴などを熟知しているので効果的な対策を模擬面接を通じて行うことが可能です。

模擬面接で聞かれた質問に対して自分なりの答えを用意しておくと、本番でも焦らず落ち着いて対応することができます。

また、プロの講師が普段自分では気づかない癖、姿勢、または態度を指摘してもらえるので、未然に不要な失敗を防ぐことができて安心です。

予備校によっては、大学別に特化した面接対策の講義などを提供しているところあれば、無料で模擬面接を受講できる学校もあります。

したがって、模擬面接の対策や内容も予備校選びの際に考慮すると良いでしょう。

 
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