医学部受験を合格するための必須条件とは?

2020年9月7日

医学部受験合格の必須条件とは?

医学部受験を合格するために必要な条件を国公立大学と私立大学に分けて解説。

医学部受験合格の必須条件

近年、成績上位者の医学部志望が増加しており、授業料が安い国公立大学医学部のみならず私立大学医学部の受験者も軒並み増加傾向にあります。

そして、2012年度ついに私立大学医学部は一般入試、推薦入試、およびAO入試の志願者合計が過去最高の82,624人となり、8万人の大台を超えました。

これは、2002年度の総志願者数はおよそ5万4千人だったのにここ10年間でおよそ50%も増えています

少子化の到来で大学全入時代と言われているなか、医学部志願者の増加は突出しており競争がとても激しくなっています。

医学部を目指す人たちにとっては厳しい情報ですが、合格できない試験ではありません。合格を勝ち取るために強い信念と集中力で受験勉強を乗り切ることが重要です。

国公立はセンター高得点が必須

国公立大学医学部に合格する学生はセンター試験で90%以上の合格率を取ってきます。

センター試験のウエイトが2次試験に比べて低い大学もありますが、やはり当該大学で合格を勝ち取る人はちゃんとセンター試験でも高得点を取得しています。

さらに、2次試験で挽回できる余地はありますが、センター試験で高得点を取得しておくと出願の選択肢が拡がり、私立大学のセンター利用も受験できて滑り止め対策になります

また、2次試験は難易度が高く高得点を取るのが難しい傾向にあるので、センター試験である程度得点を稼いでおく必要があります。

私立は過去問対策必須

私立大学医学部は、大学各に特徴があり出題傾向は異なってきます。したがって、志望大学の過去問研究をしっかり行い、志望大学特有の出題形式になれておく必要があります。

私立大学医学部の問題は、問題量が多く難問なども見受けられるので、いかに限られた時間内でより多くの問題を正解できるかがカギとなってきます。

また、私立大学医学部の入試問題の8割は基礎問題が占めています。よって、基礎問題でどれだけ多くの点数をかせげるかが大切になってきます。つまり、基礎を中心に理解を固めていくことが合格への近道となります。

最後に、大学選びも重要になってきます。大学ごとに出題形式や範囲が異なってくるので、自分が高得点をより取りやすい大学を選ぶことも医学部合格を勝ち取る上では重要となってきます。

 
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