信州大学医学部

信州大学医学部医学科

信州大学医学部医学科は、豊富な臨床実習が魅力の地方大学のなかでは規模の大きい総合大学の医学部です。

附属病院では県内に唯一存在している大学病院として医学教育研究の中心的存在として高い評価があります。

また、長寿県という地域の特徴を活かした産官民連携研究も盛んに行なわれ、高齢化社会の医療問題点に対処できる将来の医療人育成にも力を入れています。

２１０４年度から臨床実習の時間が増加したために、現場での責任も大きくなり進級判定が厳格化しています。

しかし、知識や技術だけでなく他人の意見や考えを受け入れる寛容さや、コミュニケーション豊かな医療人として将来活躍できる人材育成を行なっているので、技術と人間性を兼ね備えた医師を目指すことができます。

医学部医学科の受験対策

一般入試概要（平成26年度）

【前期日程】各教科の試験概要（平成26年度）

【後期日程】各教科の試験概要（平成26年度）

総評（入試難易度）

信州大学医学部医学科は以前は二次の個別学力試験は数学教科のみだったのが平成26年度から英語が、平成27年度からは理科科目が二次試験に加わってくる変換期になっています。

2次の試験科目が少ないせいか、中部地方にもかかわらず全国から受験生が集まってくるので高得点を取る必要があります。

以前であればセンター試験の割合が二次に比べ大きく占めていたのですが、2014年度からはセンター試験の得点が圧縮され、さらには二次試験の科目が追加されるのでウェイトは同程度となり二次試験の対策もしっかりと行なう必要がでてきました。

数学は全問記述式であり、難易度に関しては国立大学にしては標準レベルの問題を出題しており、しっかり対策していれば比較的解ける問題が多く見受けられます。

ただし、応用問題もしっかりと出題されているので医学科合格を狙うのであれば落としておきたくないところです。

英語は以前から後期日程で導入されていましたが、2014年度からは前期日程でも導入されてきます。今までの後期日程の特徴で言えば全問記述形式で出題され、読解、和英訳、要約と言った幅広い英語の知識を問われてきます。

とくに長文問題には普段から慣れておいてください。難易度は全体的に高めです。

信州大学医学部医学科の基本情報