大阪大学医学部

大阪大学医学部医学科

大阪大学医学部医学科は、難関国公立大学医学部の中でもトップレベルの難易度を誇り世界の医学界をリードしている名門大学です。

大阪大学医学部医学科は、１８３８年に緒方洪庵によって開かれた適塾を起源にもち、開学以来優秀な医療人や医学・生命科学研究者を数多く輩出し、国内外で活躍しています。

医学の進歩をリードした優れた教育システムや十分な設備、そして優秀な指導者を有する教育環境を提供しています。

また、卒業後教育システムも充実しており、大阪府の主要な関連病院と連携し優秀な専門医を養成しています。

さらに、研究医を育成することにも力を入れており、医学科専攻の修士課程は日本で始めて導入した実績があります。MD研究者育成システムの導入により、従来の医学科のカリキュラムを履修するいっぽうで基礎医学研究に集中できるカリキュラムを設置しています。

医学部医学科の受験対策

一般入試概要（平成26年度）

【前期日程】各教科の試験概要（平成26年度）

【後期日程】各教科の試験概要（平成26年度）

総評（入試難易度）

大阪大学医学部医学科は西日本では京大に次ぐ難易度を誇るトップレベルの国立大学医学部です。

一般入試は、難問や悪問はほとんど見られず、基礎をしっかりと理解していないと解けないような出題が目立ちます。

したがって、基礎をまずしっかりと定着させた上で対策をしっかりと準備すれば合格することが可能です。

センター試験で90％以上の得点を取っておくことが要求されるが、国語の科目も理系科目と同じ配点となっているので、東大京大のように２次試験の教科ではないがしっかりと対策をとることが重要です。

化学は、暗記方法では解けるような問題ではないので、思考力・洞察力を普段から養っておく必要があります。記述式が多く、例年理論化学１題、無機化学１題、有機化学１題、高分子化学から１題というのが定着している。

物理は近年難化傾向にあり理学、電磁気学が頻出となっています。基礎をまず優先的に定着させて演習などで対策をとると良いでしょう。

数学は高得点を取るのが難しい科目であり難問も多く出題されます。問題の取捨選択を間違わないよう注意が必要です。確率、微分積分、ベクトル、数列が頻出テーマとなっています。

大阪大学医学部医学科の基本情報