日本医科大学医学部医学科
日本医科大学医学部医学科は、慶應、慈恵と並び旧制医大として御三家に称されている名門私立医大の医学科です。
1876年に創設された「済生学者」を起源にもち、卒業生には野口英世をはじめ数多くの著名な医療人を輩出しています。
基礎医学と臨床実習の一体化を図り、各時代のニーズに応える医療人の育成を行なっている特徴があります。
また、私立大学医学部の中では研究医育成にも積極的に力をいれており、当大学院は私立医科大学では初の重点化大学院となっています。
多彩な講師や研究者がたくさん在籍しているだけでなく、附属病院も充実しており貴重な知識や経験を習得することが可能です。
医学部医学科の受験対策
平成26年の一般入試概要
試験実施日 | 【第1次試験】平成26年2月3日 【第2次試験】2月13日又は14日 |
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募集人員 | 114名 |
出願期間 | 平成25年12月16日~ 平成26年1月17日 |
試験会場 | 【第1次】 A.日本獣医生命科学大 B.日本赤十字看護大 【第2次】 千駄木キャンパス |
合格者 発表日 |
【第1次】 平成26年2月10日 【第2次】2月21日 |
各教科の試験概要(平成25年度)
第1次試験 (配点は1000点満点) |
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数学 (300点) |
「数Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ・C」 ※数Bは「統計とコンピュータ」 「数値計算とコンピュータ」を除く、 数Cは「統計処理」除く |
理科 (400点) |
物理ⅠⅡ・化学ⅠⅡ・生物ⅠⅡのうち 2科目選択 |
英語 (300点) |
英語Ⅱ・ リーディング・ライティング |
第2次試験 | |
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小論文 | 9:00~10:00までの60分 |
面接 | 面接日は出願時に選択可能 |
目標偏差値 | |
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代ゼミ | 68 |
河合 | 70 |
駿台 | 65 |
H25年度実施データ | |
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最高 | 非公表 |
最低 | 非公表 |
平均 | 非公表 |
総評(入試難易度)
日本医科大学医学部医学科は全科目を通じて記述問題が比較的多く、難易度も標準よりも高めになっています。各科目の対策をしっかりと行って出題形式になれておくことが重要です。
英語は長文問題読解と英作文の記述問題が中心となってきます。特に、英作文は差がつきやすいので、基本的な文法事項に注意してケアレスミスに注意してください。
数学は融合問題が多い傾向があるので、過去問をしっかりと解いておき形式に慣れておいてください。また、計算力が問われる問題が多いの演習を繰り返し行い素早く解けるようにしておいてください。難易度は標準~難易度が少し高い問題まで出題されます。
物理は難問が無いものの、幅広くとわれてくるので苦手分野はなくしておきましょう。配点も1問1問が高いのでミスしないよう気をつけてください。
化学も幅広い分野から出題されてくるので、基礎知識の理解を徹底しておき、論出問題も出題されているので対策が必要です。反応速度や化学平衡などはよく出題されている分野となります。
生物は論述問題が多いので正確に答えを述べられるようしっかりと対策を行なってください。融合問題は難易度が少し高いため、応用問題などを演習しておくことも重要です。
日本医科大学医学部医学科の基本情報
キャンパス | ■武蔵境キャンパス: 1年次 ■千駄木キャンパス: 2~6年次 |
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住所 | 〒113-8602 東京都文京区千駄木1-1-5 |
医学科 公式HP |
https://www.nms.ac.jp/college/medicine.html |